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  • 南村恵三

口頭試問



現在、MBA取得のための論文を作成中で、なかなかブログ更新できませんでした。


先日、中小企業診断士登録養成課程の口頭試問がありました。

メニューはこんな感じです。尚、面接について補足します。学内外の中小企業診断士の先生の各々1名の2名の面接官で行われました。面接A,Bともの先生は変わり、計4名の先生からの面接となります。


結果は、OK,NGかのどちらかで、32名全員OKでした。


1.面接A(15分)


・養成課程で何を学んだかについて述べよ。


・5社目での著者の役割を述べよ。


2.筆記試験(90分)


・中小企業診断士2次試験の事例問題にような試験


・設問は3つ


・診断テーマは、強みを活かしきれていないM社の現状分析と問題、課題、対策を診断士しとして、社長に助言するストーリーと理解


3.面談B(15分)


・筆記試験の回答内容に関するQ&A


ここでは、この準備のために事前課題レポート「経営診断を通して学んだこと」を以下に掲載します。


経営診断を通して学んだこと


1.早期に経営診断の切り口を見極めること


・事実ベースで客観的な情報を収集する。


・収益性、安全性、効率性指標の観点で財務分析を行い、業界平均と比較して、乖離している箇所を特定する。


・悪化している指標の原因分析を行う。そのために、社長インタビューを基に、会社の内部環境分析を行い、悪化している指標との因果関係から問題分析ができるか検討する。


・社長インタビューでは、社長の思い(ありたい姿、あるべき姿)を確認する。それを目標として実現するための要件は何か検討する。その要件に対して、現状はどうか?事実ベースで調査する。そのギャップが問題点であり、その問題点を解決するための課題を設定する。


・具体例として、5社目の製造小売業者。財務分析を行った結果、商品在庫回転期間のみ業界標準値よりも悪化していることを特定。社長インタビューにおいても在庫問題を気にしている様子。なので、在庫管理が診断テーマの一つとなるだろうと想定。


・製造小売業者は、国産製造品と輸入品の2つの商品カテゴリーを持っている。両者で商品在庫回転期間に差異があるのか?を分析するために、商品カテゴリー単位で売上高、棚卸資産の情報を入手できるように社長に依頼。


・その結果、国産製造品が4.28か月、輸入品は1.22か月と乖離があった。診断の方向性は、国産製造品の商品在庫回転期間を輸入品のそれ並みにする目標で在庫管理をしていくことを課題として設定。


・課題対策としては、バーコードによる単品管理を行うこと。弥生販売を使用されているので、それと連携できる在庫管理ソフトを2社調査して提案した。2社提案した理由は、1社の見積が想定よりも高価(168万)であったので、急遽もう1社あたった。そこは、57万であった。2社目(57万)は経営者にもあって、デモを見せてもらった。信頼できる会社と判明。2社目は、月額保守費がかかるが初期導入コストが抑えられて、何かトラブルがあっても即対応してくれるので安心ということで2社とも提案した。


・今回の在庫問題は、組織的な問題もあるということが想定された。すなわち、国産製造品は9人の職人で生産している。年間の生産量は、約13,000個。どうしても生産優先になりがちだと判断し、機能別組織の中に社長直下の在庫管理プロジェクトチームを作り、単品管理を行い売れ筋・死筋商品を把握した上で、生産管理・統制を行うことを提案。


2.事実ベースで論理展開すること


・社長に問題点を指摘するときには、必ず事実をベースに論理展開しなければならない。そうでなければ、信頼されないということ。そのためには、情報収集、現場の観察がとても重要。


・診断士は、会社を良くするために社長の思いを叶えるのが役割。それを実現するのは事実ベースで社長と現状の情報共有ができること。それが出来て初めて信頼される。


3.5社の診断を通して、基本的には苦手な業種がないことを発見


・1社目:デリバリーサービス業


・2社目:金属加工製造業(班長経験)


・3社目:革小物製造小売業


・4社目:製造業


・5社目:製造小売業


・私は、長年製造業に従事した経験を踏まえ、強みは製造業に関する診断をメインに行う予定であるが、小売、サービス業といった業種も組織・人事、マーケット、財務の視点で、診断するフレームワークを駆使すると診断の切り口が見えてくると実感した。


・例えば、1社目のデリバリーサービス業。この会社は物販も行っており、販売員によって物販の売上に差異があるのでは?という観点でデータ分析を行った。その結果、販売員によって、差異があることが分かり、販売員の育成が必要であることを課題と設定した。このように、仮説を立てて、データ分析することはとても重要であると考える。


・また、3社目の革小物製造小売業については、ブランド戦略と新店舗展開が課題であった。それに関してもブランド戦略、マーケティング戦略に関して課題設定し提案した。因みに、3社目の新店舗のグランドオープンが1月6日にあったので、早速見学にいってきた。提案のシナリオに沿って新店舗をオープンされていた。


4.チームビルディング・スキルアップ(班長の役割を通して学習)

・経営診断実習は8名で1チームが組成される。期限内で経営診断、経営診断報告書作成、報告会と日程管理を行いながら、チームの成果を最大限に引き上げ、班員の作業の達成感を最大化するために班長の役割は大きい。チームビルディングという、1人で行う経営診断としては経験できないことが学習できた。




以上


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